インターネットやテレビのCMで分譲マンションという言葉はよく耳にするけど、実際にどういった物なのかよくわかっていない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そもそも分譲マンションとは何なのか、そして分譲マンションを購入するメリットとデメリットについてご紹介していきます。
これから不動産の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
分譲マンションとはそもそも何なのか
マンションには大きく分けて賃貸マンションと分譲マンションの2つに分けられます。
賃貸の場合は所有者からマンションの1室を借りて、家賃を支払ってそこに住みますが、分譲マンションの場合はマンションの一室を購入してそこに住みます。
分譲マンションとは、このように1つのマンションを部屋単位で販売しているものをいうのです。
一室を購入すると所有権が購入者に移り、購入者は区分所有者となって部屋をリフォームするのも販売するのも自由になります。
分譲マンションを購入するメリット
最近の分譲マンションは、設備や共用施設が充実しているものが多いです。
たとえば、不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスや24時間利用可能なゴミ置き場、ミーティングルームやキッズルームなどの大勢が集まれる共用部屋などが挙げられます。
賃貸マンションに比べて長期的に住むことが想定されている分譲マンションでは、このように充実した設備が整っていることが多いです。
また、室内のリフォームも所有者の意思で行えます。
こうした賃貸マンションにはない自由度の高さも、分譲マンションを購入するメリットのひとつです。
分譲マンションを購入するデメリット
分譲マンションのメリットである充実した設備や共用施設に関しては、住民たちが毎月維持費と管理費を積み立てる必要があります。
その金額は全国平均で毎月2万2,000円、年間で約26万を継続して支払うことになります。
自分があまり利用しない設備の管理維持費を支払うことは、将来的に大きなストレスになりかねません。
購入金額だけでなく、こうした管理維持費についてもしっかり考慮してから購入しましょう。
さらに、頭金を支払って購入する場合は数百万円の支払いが必要になるなど、まとまった資金を用意しなければいけません。
分譲マンションを購入すると、住み始めてから不満点が発覚しても簡単に転居できません。
販売や賃貸に貸し出すことも可能ですが、それには時間がかかるので注意してください。
まとめ
今回は分譲マンションを購入するメリットとデメリットについてご紹介しました。
賃貸マンションにはない自由度の高さや充実した設備や整っているなど、たくさんのメリットが分譲マンションにはありますが、デメリットも多いので購入前に十分な検討が必要です。
不動産の購入を検討している方は、今回の記事を参考にして分譲マンションの購入も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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