住宅購入する際に、親に頼んで資金援助をしてもらうという方もいるのではないでしょうか。
親から資金援助を受けることで住宅ローンの借入額が減るというメリットがありますが、平均援助額はいくらなのでしょうか?
この記事では、親から資金援助を受けて住宅購入を検討している方に向けて、資金援助の頼み方や平均援助額、贈与税の非課税額など、注意点を含めて解説していきます。
住宅購入時の資金援助の頼み方や平均援助額は?
住宅の購入時に親からの支援を受けて購入している方の割合は全体の7割以上と言われており、多くの住宅購入者が何らかの形で支援を受けています。
しかし、資金援助を「頼みづらい」という方も多いのではないでしょうか。
資金援助の頼み方は?
経済的余裕などでもちろん一概には言えませんが、住宅を購入するメリットを親に伝えることが一番大切です。
「実家の近くに住みたい」「子供のため」「将来の同居を見据えて」など、何らかの理由があると資金援助を検討してくれるパターンが多いです。
また、親が無理でも祖父母にお願いすることも一つの手と言えます。
住宅購入の平均資金援助額は?
不動産購入時に親からの支援を受ける場合は注文住宅や土地付き新築、中古住宅などで援助額に差はありますが、平均して購入価格全体の10%〜20%程度の資金援助を受けています。
住宅購入時に親から援助を受ける際の非課税額
親や祖父母などの直系尊属から住宅購入の為のお金を支援してもらう際に、一定額までは贈与税がかからない「住宅取得資金の贈与税の非課税特例」
という制度があり、贈与年の1月1日で20歳以上の方が対象となります。
非課税限度額はそれぞれ要件によって異なりますが、最大で1,500万円まで非課税で資金贈与を受け取ることができます。
住宅購入時に親から援助を受ける際の注意点
●住宅取得資金の贈与税の非課税特例を利用しなかった場合、1年間の贈与額が110万円を超えると課税対象になる
●非課税額以上の贈与を受けた場合は必ず申告をおこなう
●贈与額の特例や制度を利用して住宅を購入する
まとめ
住宅購入の際に親からの資金援助を受けている方は多く、何らかの形で支援をしてもらえるパターンがほとんどです。
贈与額の上限などの注意点をしっかりと確認して、非課税内で資金援助を受けましょう。
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