マイホームを新築する計画を立てているみなさん、住宅展示場、分譲型では、モデルハウスのコンセプトが違うことをご存じでしょうか?
一般的に、これら2種類を1つに総称して「モデルハウス」と呼んでいますが、実は集客のターゲット層が異なるため、展示場を見学する際には注意が必要です。
今回はモデルハウスの種類や、展示場を見学するときに注意したほうが良いポイントについてご紹介します。
モデルハウスの種類
モデルハウスには「住宅展示場」と「分譲」の2種類があり、それぞれコンセプトが異なります。
住宅展示場とは
1つの場所に複数のハウスメーカーがそれぞれ見学用のモデルハウスを設置し、展示しているスペースが住宅展示場です。
ハウスメーカーによってコンセプトや、強みにしている建設方法が異なるので、1か所で複数のモデルハウスを見学して、仕様や雰囲気を比較できることは魅力です。
ソファーやテレビなどまで設置されており、入居後の暮らしをイメージしやすいでしょう。
分譲型とは
分譲型のモデルハウスとは、分譲販売を目的にして住宅地の一角に建っている展示場を示し、一般見学会の期間が終了したあとに希望者は物件を購入できます。
「オープンハウス」と呼ばれることもあり、販売を目的に住宅を展示しているため、家具などが設置されておらず、インテリアがシンプルであることも特徴的です。
そのため、建売住宅を購入する方にとっては分譲型の展示場を見学する価値はありますが、注文住宅でマイホームを計画中の方には不向きな展示ですので注意してください。
モデルハウスを見学する際に注意したいポイントは
モデルハウスの多くは最新の設備が導入されており、おしゃれな造りになっているので、視覚に惑わされてしまい、冷静な判断ができなくなってしまうことも少なくありません。
しかし、お住まいは多くの方にとって一生のうちでも数少ない大きな買い物ですから、設備が標準設備であるか、どこからオプションとなるのかなど、細かく確認してください。
また、一緒に生計をともにしている家族はできるだけ全員同行して、当日展示場を見学することも注意すべきポイントです。
親、子とそれぞれの目線から間取りや、動線について確認できるので、モデルハウスの見学を終えたあと、家族でしっかり意見を交換して、マイホームの購入もしくは、建設に踏み切れます。
モデルハウスを訪れる前日に、マイホームに何を求めているか家族会議を開いて話し合っておくと、チェックすべきポイントが明確になり、効率よく展示会場を移動できるでしょう。
まとめ
限られた時間で複数のモデルハウスを移動するには、最初に分譲住宅を購入するのか、注文住宅を希望するのかを明確にしておく必要があります。
また、住宅展示場、分譲型のどちらであっても、家族全員が購入して良かったと思える家を手に入れるには、新居で暮らす予定の方たち全員を連れて、モデルハウスを見学することも大切です。
不動産に関するお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓