空き家を売却したり賃貸物件として利用したりする際、リフォームやリノベーションを検討されることは珍しくありません。
しかし、リフォームやリノベーションの効果や費用について、よくわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、空き家のリフォームやリノベーションをおこなうメリットや必要な費用、節税方法について解説します。
空き家のリフォームやリノベーションによるメリット・デメリット
空き家の売却を希望されている場合は、リフォームやリノベーションをおこなうことで買い手が見つかりやすくなるメリットがあります。
とくに、相続した実家が空き家になってしまったケースでは、築年数が経過していて資産価値がほとんどなくなっている可能性も高いでしょう。
そのままでは売却しようとしても買い手が見つからないため、リフォームやリノベーションによって資産価値を向上させるのがおすすめです。
ただし、費用がかかるデメリットもあり、リフォームやリノベーションの内容によっては、売却してもかかった費用を回収できない可能性もあります。
空き家のリフォームやリノベーションにかかる費用は?
空き家のリフォームやリノベーションをフルでおこなうのか、一部のみにするのかによって、かかる費用は大きく変わってきます。
フルで実施する場合、マンションだと250万~1,000万円、一戸建てだと500万~2,000万円が費用の目安です。
一部の改修や交換にかかる費用については、工事内容別の例を参考にすると良いでしょう。
たとえば、トイレを新しくする場合は20万~50万円、床材の張り替えは1畳あたり1万~7万円、耐震補強工事は25万~150万円ほどが目安です。
空き家のリフォームやリノベーションで節税できることは?
リフォームやリノベーションの内容によっては減税制度を活用することも可能なので、節税対策を考えている方は調べてみると良いでしょう。
たとえば、省エネ性能や耐震性能を高める工事を対象に、住宅ローン減税が適用されることがあります。
通常10年間、年末のローン残高の1%を所得税から控除されるという内容で、10年以上の住宅ローンがあることなどが適用要件です。
また、地域によっては空き家の改修に対して補助金や助成金が受け取れるところもあるため、節税対策とともにこちらの利用も検討し、経済的な負担を少しでも減らすのがおすすめです。
まとめ
リフォームやリノベーションは、空き家の活用の幅が広がるなど、得られるメリットはたくさんあります。
しかし、工事には高額な費用がかかるため、費用相場や節税対策も確認したうえで慎重に検討するのがおすすめです。
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