和室があるご家庭も多いのではないでしょうか。
和室と言えば畳ですが、畳も消耗品です。
定期的に張り替えしなければならないのです。
この張り替えを自分でおこなうことは可能なのでしょうか。
今回は、畳の張り替え時期や方法、業者に依頼した場合の費用の相場をご紹介しますので、参考にしてください。
畳の張り替えを自分でやりたい①必要な時期とは
畳には寿命があります。
5〜10年で傷んでしまうことがほとんどですが、ご家庭によってはもっと早く傷むこともあるでしょう。
そんな畳の寿命や張り替えのタイミングは、畳の状態から判断します。
カビが生えている、ささくれている、畳がへこんだまま戻らないなどの状態ではありませんか。
これらは畳の交換のタイミングを表しています。
畳の材料のい草の種類などでも傷むペースは変わりますので、ぜひ観察してみてください。
畳の張り替えを自分でやりたい②張り替え方法とは
畳の張り替えは自分ですることは可能ですが、あまりおすすめができません。
自分でできる張り替え方法の一つに、「裏返し」という方法があります。
畳の表面を覆っている畳表は表と裏の両面を使用することができます。
そのため、表面が色褪せてきたり傷んできた場合は畳表をひっくり返すことで綺麗な面の畳にすることが可能です。
その他の畳の張り替え方法は表替えと交換があります。
表替えは畳の基礎は残しつつ、畳の表面である畳表を新しいものへと交換する方法です。
畳表を固定している畳縁を外し、交換することになるので道具や材料を仕入れる必要があり、素人には難しいかもしれません。
その他にも畳本体を新しいものに交換する方法があります。
購入することで交換できますが、その分費用が一番かかります。
畳の張り替えを自分でやりたい③業者に依頼した場合の費用相場
裏返しであれば3,500〜6,000円ほどで依頼可能です。
ですが、裏返した畳も傷んでしまったとなると業者に依頼しなければなりません。
表替えであれば一畳あたり4,000〜9,000円ほどで依頼することができます。
新しい畳と交換するとなると一畳あたり7,500〜20,000円ほどでしょう。
ボロボロの畳であれば交換することをおすすめします。
このときにおしゃれな畳にすると部屋の雰囲気を変えることもできます。
ただ、種類によって値段はさまざまです。
一畳だけであれば大したことはありませんが、全ての畳となるとそれなりの金額が必要になります。
まとめ
畳の張り替えは傷んだタイミングでおこないます。
自分で張り替えることも不可能ではないですが、現実的ではありません。
材料費や道具代がかかるうえ、素人が作業するのはむずかしく、業者に依頼したほうが賢明です。
張り替え時期を見逃さないよう、日ごろから畳の観察をしておきましょう。
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