古民家を購入してから、そのまま住むのではなく、リノベーションをしようか検討中の方もいるでしょう。
しかし、リノベーションをするメリットはあるのか、費用はどれくらいかかるのか、不安に思っている方も多いのです。
今回は、古民家をリノベーションする魅力や費用の目安、活用できる補助金について解説します。
古民家をリノベーションする魅力
リノベーションすることで、古き良き家に今風の魅力を持たせることが可能です。
現代の家ではあまり見られない吹き抜けや縁側、土間などの雰囲気を味わえるのです。
古民家の良き特徴を残しながらお風呂やトイレ、キッチンを現代風に交換することで快適で住みやすい家を実現できます。
また、使用されることがもっとも多い、ケヤキやヒノキなどの木材は高い強度を持っています。
800年〜1200年は強度が落ちないといわれており、今では海外からの入手が困難な高い価値のある財産です。
また、建物の築年数が古ければ古いほど固定資産税は安くなります。
新築よりも築年数が長い古民家は、購入に伴う税金を抑えられるのも魅力の1つです。
古民家のリノベーションにかかる費用
皆さんがとくに気になっていることは、リノベーションを検討する際の工事費用でしょう。
古民家は耐震や断熱の性能面が現在の基準を満たしていないことがあり、現在の耐震基準まで引き上げようとすると最低でも200万円程度の予算が必要です。
また断熱面も性能を上げ、快適な暮らしにするためにはプラスで300万円程度の予算が必要です。
なお費用の相場は、その家の状態によるので一概には言えません。
古民家をリノベーションする際の補助金制度
ここで補助金の3種類を解説します。
1つ目は耐震補強です。
耐震補強をすると各自治体ごとに補助金を受け取れます。
ただし、すべての自治体が同じとは限らないため、事前に確認をおこなう必要があります。
2つ目に省エネです。
太陽光パネルの設置や断熱性の工事、LEDの設置などの省エネに関わる工事は補助金が受け取れます。
3つ目にバリアフリーです。
要支援または要介護1〜5に認定された人が同居する場合は、高齢者住宅改修費用助成制度の対象となります。
介護保険から工事費用の9割の補助金を受けられるため、上限が20万円で、最大で18万円が支給されます。
まとめ
古民家のリノベーションについて、魅力や費用、補助金について解説しました。
風情のある古民家でもリノベーションすれば、快適に過ごせます。
また、費用はかかりますが、耐震補強や省エネ対策すれば補助金も受けられます。
古民家のリノベーションを検討中の方は、今回の記事を参考にしてください。
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