マイホーム購入を検討していると、建築条件付き土地を見つけて、興味をお持ちになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、建築条件付き土地とはどのような土地なのか、建売住宅と比較して解説します。
建築条件付き土地の注意点もお伝えしますので、マイホーム用の土地を購入するときに、お役立てください。
マイホーム購入前に知っておきたい建築条件付き土地とは?
建築条件付き土地とは、施工する建築会社があらかじめセットしてあり、一定期間内に家を完成することが条件になっている土地です。
建築した家を売る「建売住宅」に対して、売ってから建設する意味から「売り建て」とも呼びます。
条件になっている建築会社に依頼しますが、日程が事前に設定してあるため、不動産会社の指定した期限内に間取りなどのプランを決めなければなりません。
条件のない物件と比較して、土地代金が安く設定してあります。
また、大まかな間取りなどは決まっていますが、多少のカスタマイズもできることから、注文住宅ほどではなくとも自分好みの家を目指せる物件です。
建築条件付き土地と建売住宅を購入するときメリットを比較
建築条件付き土地は、建築確認が完了した建売住宅と比較すると、間取りや内装、バリアフリー化など、基本プランをベースに変更できる点がメリットです。
防音室などの大規模な変更はできませんが、少しでも希望を反映したマイホームに近づけることができます。
基本プランがあると変更点が具体化しやすく、建築会社に対するこだわりのない方にとっては、探す手間が省ける点も負担の軽減に役立つポイントです。
どちらも、建物と土地を一括で購入できる点は似ていますが、建売住宅は購入するとすぐに入居できることから、仮住まいが短期間で済みます。
とはいえ、建設中の家を眺めるのは楽しく、夢が広がる時間です。
建築条件付き土地を購入するときの注意点とは?
施工会社と建築工事請負契約を締結するまでの期間が決まっていることから、条件付き土地の購入を決断した時点で建築費用が必要です。
土地の売買契約を締結するときに土地代金の1割、請負契約を締結するときは工事費用の1~2割を支払います。
契約締結を受けて土地代金全額を支払い、工事の進捗状況に応じて、着工金、中間金と一定期間内に次々と支払っていかなければなりません。
しかし、土地と建築の一括契約であるため、住宅ローンの審査が通過しやすくなるので安心できます。
また、多少のプラン変更はできますが、自由にできる範囲は決まっているなどの注意点も忘れないようにしましょう。
まとめ
建築条件付き土地とは、購入した土地にあらかじめ建築会社が指定してあり、請負契約締結までの期間も決まっている物件です。
建売住宅よりも自由にプラン変更ができ、住宅ローンの審査が通過しやすいメリットがあります。
購入後、一定期間内に工事にかかる条件のため、支払い日が決まっている点に注意しましょう。
不動産に関するお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓