家族構成によって、必要な土地の広さは異なります。
土地や一戸建ての家を購入する際、自分たちにはどのくらいの広さが必要なのかと悩むことは多いでしょう。
そこで今回は、20坪、30坪、40坪の土地に建築できる家の広さとおすすめの間取りをご紹介します。
20坪の土地に建てられる家の広さや間取りとは?
1坪は約2畳分の広さとなるため、20坪は40畳ほどの広さになります。
20坪の土地には、3階建ての狭小住宅が多いです。
ワンフロアをLDKとし、残りの2フロアに2部屋ずつ設計すれば4LDKも不可能ではありません。
しかし、20坪の土地であればどこにでも3階建て住宅が建てられるとは限らず、土地の建ぺい率や容積率によっては建築できないケースもあります。
容積率は延床面積をもとに計算され、3階建て住宅を建築する際には150%は必要だと言われています。
容積率の制限が厳しいかどうかについては、土地選びの段階で調べておきましょう。
30坪の土地に建てられる家の広さや間取りとは?
30坪は60畳ほどの広さで、一般的には2階建ての家でも4LDKの間取りが可能です。
しかし、狭い土地で空間を確保しようとすると、隣接する建物との距離が近くなり、日当たりが悪くなってしまいます。
そこでおすすめなのが、2階にLDKを設けることです。
日当たりが良く通風を取り入れられるほか、外部からの視線が入りにくいメリットもあります。
また、狭小地だと駐車場の確保が難しいことも多いですが、その場合はビルトインカレージがおすすめです。
1階をガレージ、2・3階を居住空間とすれば、車を所有した快適な暮らしが送れるでしょう。
40坪の土地に建てられる家の広さや間取りとは?
40坪は畳80畳分ほどの広さで、標準的な4人ファミリーならゆとりのある間取りが可能です。
玄関アプローチを短くし、LDKスペースを広げてアイランドキッチンとしたり、空間を広く見せるために吹き抜けにしたりできます。
また、40坪の広さがあれば駐車場2台分の確保ができ、屋外にカーポートや車庫の設置が可能です。
駐車場のほかに庭も作ることもでき、ガーデニングや子どもの遊び場として活用できるでしょう。
車だけでなく、バイクも設置したい場合は3階建てにし、1階部分をビルトインガレージとする方法もあります。
ワンフロアをすべて使うことで、余裕ある駐車スペース兼物置の空間を確保できるので、車やバイクが趣味の方におすすめです。
まとめ
土地の広さによって建築可能な家の広さは異なります。
自分の家族には何部屋必要なのか、車庫や庭は必要なのかを検討したうえで、土地や家選びを進めましょう。
また、土地の建ぺい率や容積率によって建築できる家の大きさは変わるため、制限がないかどうか確認することも大切です。
不動産に関するお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓