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「省エネ性能表示制度」と「省エネ性能ラベル」について

不動産購入

日向 麻夫

筆者 日向 麻夫

不動産キャリア12年

お客様それぞれの不動産購入に至るまでに存在する数多くのステップに対して、納得感も満足感も安心感も兼ね備えた上で、ひとつずつステップをクリアしていけるよう、プロのコンサルタントとして、寄り添ってフォローいたします。


2024年4月から、住宅や建物を売ったり貸したりする際に、その建物の省エネ性能を示す「省エネ性能ラベル」を表示することが求められるようになりました。これは、消費者が建物の省エネ性能を比較し、より省エネな住宅を選べるようにするための制度です。

新築住宅の場合

新築住宅では、建築の段階で専門家が省エネ性能を評価し、その結果をラベルに表示します。

既存住宅の場合

既存住宅は、建築時の省エネ性能の評価がされていないことが多く、住宅全体の省エネ性能を表示することは難しい場合もあります。しかし、窓を断熱性の高いものに変えたり、高効率な給湯器に交換したりするなど、部分的に省エネ性能を高めている住宅はたくさんあります。

そこで、既存住宅では、住宅全体の省エネ性能ではなく、「窓」や「給湯器」など、省エネ性能を高めた部分だけを評価し、ラベルに表示する「省エネ部位ラベル」が導入されました。

省エネ部位ラベルの見方

省エネ部位ラベルには、大きく分けて以下の情報が記載されています。

  • 必須項目: 窓や給湯器など、必ず評価しなければならない項目です。
  • 任意項目: 外壁や玄関ドアなど、一定水準以上の商品を使っていればチェックが付く項目です。
  • 評価者: 誰が評価したのかが分かります。
  • 評価時期: いつ評価したのかが分かります。

ラベルの活用

このラベルは、住宅の売買や賃貸の際に、消費者が省エネ性能を比較検討する上で、非常に役立つ情報となります。例えば、

  • 窓の断熱性能が高い住宅を選びたい
  • 給湯費を抑えたい
  • 省エネリフォーム済みの住宅を探している

といった場合に、このラベルを参考にすれば、自分に合った住宅を選ぶことができます。

制度の目的

この制度の目的は、消費者に省エネ住宅を選んでもらうことで、住宅の省エネ化を促進し、ひいては国のエネルギー消費量を削減することです。

まとめ

「省エネ性能表示制度」と「省エネ性能ラベル」は、住宅の省エネ化を推進するための重要な制度です。住宅を購入したり賃貸したりする際には、ぜひこのラベルを活用して、省エネ性能の高い住宅を選びましょう。

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