-
教育費と住宅ローンは両立できる?「重なる時期」から考える
詳細を見る
住宅ローン2026年08月29日「住宅ローンを組んだら、子どもの教育費が足りなくなるんじゃないか」——お子さまがいる、またはこれから考えているご家庭が住宅購入を検討するとき、多くの方が抱く不安です。
結論から言うと、教育費と住宅ローンは、両立できないものではありません。ただし、何も考えずに住宅予算だけを先に決めてしまうと、後から教育費との折り合いが難しくなることがあります。この記事では、両立を考えるうえで大切な「時期の重なり」という視点をご紹介します。
この記事の結論
- ✅ 教育費と住宅ローンは、別々にではなく同じ時間軸で考えることが大切
- ✅ 教育費が大きくなる時期と、住宅ローンの返済が重なるかどうかがポイント
- ✅ 重なる時期がわかっていれば、事前に備えることができる
- ✅ 今の金額だけでなく、将来どの時期に、どのくらい支出が重なるかを把握しておく
なぜ「別々に考える」と危ういのか
住宅購入を検討する際、多くの方は「住宅ローンの予算」を先に決め、教育費は「その後、収入の中でやりくりする」という順番で考えがちです。
しかし、実際の家計では、住宅ローンの返済と教育費は同じ財布から同時に出ていきます。特に、お子さまの進学が重なるタイミングで住宅ローンの返済も続いていると、その時期だけ家計が締め付けられるように感じることがあります。
大切なのは、教育費を怖がることではなく、「いつ、どのくらい支出が重なるか」を事前に知っておくことです。知っておけば、備え方を考える時間があります。
「重なる時期」はご家庭によって違う
教育費が大きくなる時期は、お子さまの人数・年齢差・進学プラン(公立か私立か、大学は自宅通学か下宿かなど)によって、ご家庭ごとに大きく異なります。
- お子さまが複数いる場合、進学時期が近いと支出が集中しやすい
- 私立や下宿を選ぶ場合、公立・自宅通学の場合と比べて教育費の総額・ピークの高さが変わる
- 住宅ローンを何歳で組み、何歳で完済するかによって、教育費のピークと返済期間の重なり方が変わる
「うちの場合、教育費のピークは何歳ごろで、そのとき住宅ローンはどうなっているか」——この重なりを先に把握しておくことが、教育費と住宅ローンを両立させる第一歩です。
※教育費の金額は、進学先・地域・時期によって大きく異なります。本記事では具体的な金額の断定は避け、「時期の重なり」という考え方をご紹介しています。
両立のために、購入前にできること
① 住宅予算を「借りられる金額」で決めない
住宅ローンの予算を借入可能額いっぱいで決めてしまうと、教育費が重なる時期に家計の余裕が少なくなりやすくなります。無理なく返していける金額から予算を考えることが、教育費との両立にもつながります。
▶ 詳しく読む:住宅ローンは「いくらまで」?借りられる金額と、無理なく返せる金額は違います
② 返済期間と、お子さまの進学時期を照らし合わせる
住宅ローンの返済期間(何歳で完済予定か)と、お子さまの進学時期を並べてみると、「重なる時期」が見えてきます。繰り上げ返済を検討する場合も、教育費が大きくなる時期の手元資金や住宅ローン控除、金利などを踏まえてタイミングを考えることが大切です。
③ 老後資金の準備時期も、あわせて把握しておく
「教育費が落ち着く頃には、退職までの期間が短くなっているご家庭もあります。
そのうえで、
「教育費だけでなく、老後資金の準備時期まで含めて長期の見通しを確認しておくことが大切です。」▶ 詳しく読む:老後資金と住宅ローン完済年齢、家を買うときに考えたいこと(準備中)
「重なり」を見える化する方法
Step1〜3で紹介した「重なる時期」は、頭の中だけで整理するのは簡単ではありません。そこで役立つのが、住宅費・教育費・老後資金を同じ時間軸に並べて確認するライフプランシミュレーションです。
- ●お子さまの進学プランに応じた教育費の推移
- ●住宅ローンの返済推移
- ●上記が重なる時期・重ならない時期
- ●老後資金や住宅ローン完済までを含めた、長期的な家計の見通し
これらをグラフやレポートで見える化すると、「なんとなく不安」から「この時期に備えればよい」という具体的な見通しに変わります。
※シミュレーション結果は、入力した情報と一定の前提条件をもとにした試算です。将来の教育費・家計を保証するものではありません。
▶ あわせて読みたい:住宅購入前の資金計画、何から始める?【5つのステップ】
まとめ|教育費は「怖がる」より「重なりを知る」
- 教育費と住宅ローンは、両立できないものではない
- 大切なのは、教育費と住宅ローンを同じ時間軸で考えること
- 「今の金額」だけでなく、「将来どの時期に、どのくらい支出が重なるか」を把握しておく
- 重なりがわかれば、事前に備え方を考えられる
教育費と住宅ローンの重なりが気になる方は、一度ライフプランをシミュレーションして、わが家の時間軸を確認してみませんか。
無料ライフプランシミュレーションのご案内
ChapteRでは、これまで【1,250世帯】以上の家計・ライフプラン相談に携わってきた女性FPが、住宅費・教育費・老後資金が重なる時期まで含めて、家計全体を無料でシミュレーションしています。
- 「まだ買うか決めていない」段階でも大歓迎です
- お子さまの進学プランに応じた教育費の見通しも一緒に整理します
- シミュレーションの結果、「今は予算を抑えた方がよい」場合も正直にお伝えします
- 無理な営業は一切いたしません
▶ 無料相談の空き日時を見る(オンライン対応|約90分|相談無料)